磁気嵐の長回復相



1.データベース名:  磁気嵐の長回復相
                     Long Duration Recovery Phase of Magnetic Storms

2.提供機関名:  名古屋大学・太陽地球環境研究所
                 Solar-Terrestrial Environment Laboratory, Nagoya University

3.データベースの概要:

磁気嵐の回復相は数日続くのが普通であるが、ときどき1週間から2週間も続くことがある。すなわち、
磁気圏環電流がなかなか減衰しないケース、と言い換えることもできる。そのような長い回復相のとき、
高緯度ではサブストームのような擾乱が連続的に発生していることが多い。このようなイベントは、
Tsurutani and Gonzalez (1987)により、HILDCAAs (High-Intensity Long-Duration Continuous AE Activity)
と名付けられ、惑星間空間のAlfven波によってひき起こされる擾乱によって、環電流に連続的なエネルギー
注入があるとしている。

本データベースは、1998年に起きたHILDCAAsの次の8ケースについて、詳細な研究を行なうためのものである。
  March   11-17
  April   24-28
  May     7-12
  June     3-11
  July    22-25
  August  22-25
  August  28-September 01
  October 20-25

4.データベースの例:

1998年3月10-17日のHILDCAAイベントについて、太陽風磁場(強度、南北成分)、プロトン密度、
スピード、地磁気活動度(Dst 指数)を示す。Dst プロット中の2本の線は、磁気嵐主相の始まり
とピーク時を示している。


5.問い合わせ先:

   〒442-8507 愛知県豊川市穂ノ原3-13
  名古屋大学・太陽地球環境研究所
  上出 洋介
  FAX: 0533-89-5090
  E-mail: kamide[AT]stelab.nagoya-u.ac.jp

  Prof. Y. Kamide
  Solar-Terrestrial Environment Laboratory, Nagoya University
  Honohara 3-13, Toyokawa, Aichi 442-8507, Japan
  FAX: +81-533-89-5090
  E-mail: kamide[AT]stelab.nagoya-u.ac.jp

6.公開情報:

  


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