11.熱圏・電離圏の3次元シミュレーション

名古屋大学 : 中神貴道

季節ごとの熱圏・電離圏における地球大気の温度変化を CTIMと呼ばれるコードを用いて計算する。
このコードには
  1. 中・低位度電離圏モデル
  2. 高・中緯度電離圏モデル
  3. 熱圏モデル
  4. オーロラ粒子降下モデル
  5. 電場モデル
  6. 偏心双極子地球磁場モデル
  7. 低緯度電離圏E領域モデル(経験モデル)
  8. 潮汐
が組み込まれている。

季節ごとの地球大気温度の変化を以下に示す(左図;青色は約850℃、赤色は約1300℃、モノクロはこの温度範囲よりさらに高いことを示す)。
また同じ時期の大気の上下流を右図に示す(青色が下向き、赤色が上向き、どちらも数m/s)。
3月

6月

9月

12月



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