放射能観測データ

データベース名 放射能観測データ
提供機関名 気象庁地球環境・海洋部
概要

1958~2006年3月までの間、気象庁が「放射能世界資料センター(WDC for Nuclear Radiation)」として収集した世界各国の放射能観測データ。IGY-IGC期間を中心にその後の期間も含めた、おおよそ20ヶ国で観測された放射能のデータと、関連資料を保管している。ただしIGY-IGC期間後のデータは数、国ともに少なく、特に1980年代以後のデータはほとんど無い(各国からのデータ提供が無かったため)。保存データの媒体は、IGCで定められたフォーマットの観測表または冊子刊行物である。

なお気象庁が2006年3月まで全国各地で行っていた大気及び海水中放射能観測の資料は、「放射能観測報告(Bulletin of the Radioactivity)」として、年次毎に冊子とCD-ROMの形で刊行されている。観測種目としては、降水放射能観測、浮遊じん放射能観測、モニタリングポスト観測、上層大気の放射能観測、降水・落下じん放射能観測、海水中放射能観測、微気圧観測があるが、年次や観測所によって実施観測種目が異なる。



問い合わせ先 気象庁地球環境・海洋部環境気象管理官付課長補佐
〒 100-8122東京都千代田区大手町1-3-4
TEL: 03-3212-8341
FAX: 03-3211-4640
公開情報

放射能世界資料センターが保存していたデータ(主に冊子体)は、利用者による筆写又は複写により利用可能であるが、IGY以後の日本国内各地における放射能環境の経年変化については、上記の「放射能観測報告」で見ることができる。また気象庁を含む国や公的機関、地方自治体が行っている環境放射能と放射線のデータは、文部科学省によって以下のホームページから一括して公開されている。http://search.kankyo-hoshano.go.jp/top.jsp

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