データベース名 | EISCATデータベース |
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提供機関名 | 名古屋大学太陽地球環境研究所 国立極地研究所 |
概要 | 欧州非干渉散乱(EISCAT)レーダーは、欧州4カ国と日本、中国で国際共同運用している非干渉散乱レーダーシステムである。スヴァールバル諸島ロングイアビン (地理緯度:北緯78.2度、地理経度:東経16.1度)には EISCAT Svalbard Radar (ESR) が、 スカンジナビア半島北部のトロムソ (ノルウェー、地理緯度:北緯69.6度、地理経度:東経19.2度)、 キルナ(スウェーデン、 地理緯度:北緯67.9度、地理経度:東経20.4度)、 ソダンキラ(フィンランド、 地理緯度:北緯67.4度、地理経度:東経26.6度) には KST UHF レーダーが設置されている。さらにトロムソにはVHFレーダーと電離圏加熱装置が設置されている。これらのレーダーシステムを用いた観測により直接導出可能な1次観測量(高度80-1600 kmの電子密度、電子温度、イオン温度、イオン速度)と、電離圏/中性大気モデルを組み合わせて導出可能な2次導出量(電離圏電場、電気伝導度、3次元イオン速度、中性風速度)をウェブ上に公開している。 |
例 |
名古屋大学太陽地球環境研究所のデータ公開用ホームページ http://www.stelab.nagoya-u.ac.jp/~eiscat/data/EISCAT.html 国立極地研究所のデータ公開用ホームページ http://polaris.nipr.ac.jp/~eiscat/eiscatdata/ |
問い合わせ先 | 野澤悟徳 名古屋大学太陽地球環境研究所 nozawa[AT]stelab.nagoya-u.ac.jp 小川泰信 国立極地研究所 yogawa[AT]nipr.ac.jp |
公開情報 |
EISCATデータの利用規程はEISCAT協会のデータ利用ポリシー(詳しくは http://e7.eiscat.se/groups/Documentation/copyright.html に記載)に沿うものとしています。これらのデータは、日本を含めた6カ国で運営しているEISCAT科学連合に属します。非営利の研究及び教育目的であれば、データを自由にお使い下さい。データの利用の際には、早い段階で EISCATサポートチームにコンタクトをとることを推奨します(2012年現在の日本のEISCATデータ代表者は、小川泰信(電子メールアドレス:yogawa@nipr.ac.jp)です)。また、学術論文を発表する際には、以下の謝辞を用いて下さい。 (和文の場合) EISCATデータの利用に当たり、施設の運用及びデータ提供をしているEISCAT所長及びスタッフに感謝します。EISCATは日本(国立極地研究所及び名古屋大学太陽地球環境研究所)及び中国、ノルウェー、スウェーデン、フィンランド、イギリス、ドイツ(2011年末まで)、フランス(2006年末まで)の研究機関によって運営されている国際科学協会です。 (英文の場合) We are indebted to the director and staff of EISCAT for operating the facility and supplying the data. EISCAT is an international association supported by research organizations in China (CRIRP), Finland (SA), France (CNRS, till end of 2006), Germany (DFG, till end of 2011), Japan (NIPR and STEL), Norway (NFR), Sweden (VR), and the United Kingdom (NERC). |
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