研究・プロジェクト

太陽圏サイエンスセンター

太陽圏サイエンスセンターは、名古屋大学宇宙地球環境研究所、JAXA宇宙科学研究所及び国立天文台の連携によって、2022年度に発足しました。飛翔体データ、地上観測データや数値シミュレーションを組み合わせたデータアーカイブ及び解析環境の整備などを通して、科学研究と研究環境整備との両輪で太陽圏システム科学を推進しています。


ERGサイエンスセンター

ERG サイエンスセンターは、宇宙航空研究開発機構宇宙科学研究所と名古屋大学宇宙地球環境研究所の運用する宇宙科学連携拠点として設置されました。ERG プロジェクトのデータのアーカイブと公開および解析環境の整備にあたりながら、ERG プロジェクトの科学研究を推進しています。


ひのでサイエンスセンター

名古屋大学宇宙地球環境研究所と国立天文台ひので科学プロジェクトでは、「ひのでサイエンスセンター@名古屋(HSC@Nagoya)」の運用を行っています。 これは国立天文台三鷹キャンパスにある「ひので科学センター(HSC@NAOJ)」のバックアップサイトとしての役割を果たすと共に、宇宙地球環境研究所の持つデータベースとの連携を通してひのでの新たな科学利用を目指す目的で設置されものです。


WDC for Cosmic Rays (World Data Center for Cosmic Rays) :
世界データセンター(宇宙線)


世界データセンター(宇宙線)は、国際地球観測年(1957~58年)に呼応して発足した世界データセンターの宇宙線部門として、1957年に理研に設立され、1991年からは太陽地球環境研究所が引き継いでいます。世界各地の中性子モニターのデータを集約して提供しています。


HPCIコンソーシアムとユーザコミュニティ

文部科学省では、革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)の構築を主導する準備段階におけるコンソーシアムの構成機関を募集し、平成22年7月、ユーザコミュニティ機関として13機関および計算資源提供機関として25機関の計38機関を発表しました。本研究所は、「HPCI上の計算資源を利用する研究者が相当程度属するユーザコミュニティの中核として活動実績を有する機関」としてのユーザコミュニティ機関に選定されました。

関連リンク革新的ハイパフォーマンス・コンピューティング・インフラ(HPCI)コンソーシアム


大学間連携 IUGONET: 超高層大気長期変動の全球地上ネットワーク観測・研究

超高層大気観測で世界第一級の観測を実施してきた極地研究所と4大学が相補的に連携し、南北両極域から赤道域までの地上ネットワーク観測基盤を構築し、中性大気・プラズマ領域である超高層大気を地球規模で観測します。


雲解像モデル CReSS (Cloud Resolving Storm Simulator)の開発と利用

雲解像モデル CReSS (Cloud Resolving Storm Simulator) を用いて、毎日の高解像度気象シミュレーションを行っています。現在のモデルでどの程度現実の気象のシミュレーションが可能かということを示すために、特に専門家の方を主な対象として、このページはその結果を公開するものです。


モンテカルロシミュレーションを用いた年代測定の高精度化

電子プローブマイクロアナライザー(EPMA)を用いたCHIME年代測定の高精度化や測定法の開発のため、電子と原子の相互作用のモンテカルロシミュレーショ ンを行っています。


全自動実証型宇宙天気統合システムSUSANOO

宇宙天気予報にとって最も重要な太陽風を、本日得られた太陽表面の磁場分布観測データから予測しています。さらに予測された太陽風を用いて放射線帯の高エネルギー電子の予測を行っています。


福島第一原発事故に関わる放射線測定データ情報検索のためのメタデータベースRADARC311

福島第一原発事故に関わる放射線・放射能測定データの内容と所在をまとめたメタデータベースを、宇宙地球環境研究所統合データサイエンスセンターから公開しています。政府・自治体、学術、民間、個人による様々なデータを網羅し、測定量、測定日時・地点などから検索ができます。


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