共同利用

統合データサイエンスセンター計算機システム(CIDASシステム)

 統合データサイエンスセンターでは、太陽および地球電磁気圏観測データといった宇宙地球環境に関する大規模データの解析、および先端的なコンピュータシミュレーション等に基づく、宇宙地球環境システムの高度な研究を実現するための基盤として独自の研究解析環境を整備しています。

 この統合データサイエンスセンター計算機システム(以下、CIDASシステムと呼びます)は、宇宙地球環境分野および関連分野の研究者が以下の内容の研究に利用することができます。

  • 太陽観測衛星ひのでをはじめとする太陽観測データ解析
  • あらせ衛星をはじめとする地球電磁気圏観測データ解析
  • 先端的なコンピュータシミュレーション等に基づく研究

上記の解析研究のために、本システム上で、Intel Compiler (+MPIライブラリ) および IDL/SolarSoft, SPEDASをご利用いただけます。

利用申請・マニュアル

システム概要

1ノードのスペック
  • CPU : Xeon Gold 6230R (Cascade Lake, 2.1 GHz, 26 cores, 35.75 MB Cache) x 2
  • Memory : 384 GiB (32 GiB DDR4-2933 x 12)
Lustre共用ストレージ

フロントエンドおよび全てのIDL・計算ノードからアクセス可能なディスク領域が500GBまで利用可能です。

キュー構成

キュー名 IDL IDLbatch SHARED NODEX1 NODEX4
実行形態 対話式 バッチ バッチ バッチ バッチ
最大同時実行ジョブ数 1 1 4 2 1
単一ジョブ最大コア数 2 2 26 52 208
単一ジョブ最大メモリ容量 (GB) 87 87 175 350 1,400
最大継続時間 (hour) 12 24 24 24 24
計算機利用共同研究への申請* 不要 不要 不要
* NODEX1・NODEX4キューの利用にはISEE計算機利用共同研究(一般)への申請が必要です (随時受付)。

謝辞

CIDASシステムを利用して得られた成果にはCIDASシステムを利用した旨を論文の謝辞に記入してください。

記入例: "(A part of) this study was carried by using the computational resource of the Center for Integrated Data Science, Institute for Space-Earth Environmental Research, Nagoya University through the joint research program."